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| 足立桃子(ピアノ) プロフィール |
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桐朋学園大学ピアノ科卒業。故・安川加寿子、奥村洋子の両氏に師事。 卒業と同時に二期会ピアニストオーディションに首席合格。 以後、二期会オペラ公演を出発点として、サイトウキネンフェスティヴァル、東京フィルハーモニーオペラコンチェルタンテ等国内の主要なオペラプロダクションにおいてコレぺティトゥア及び鍵盤楽器を担当。また、第一線の声楽家、器楽奏者と数多くのステージ、放送にて共演。 1993年五島記念文化賞を満場一致にて受賞。同財団の助成により一年間ウィーンに留学、ウィーン国立歌劇場にて研修、A.パッパーノ他の指揮者のもと研鑚を積む。 1995年3月の日本経済新聞主催による帰国記念リサイタルは、確かな演奏技術と楽しいトークが満場の聴衆を魅了し、大好評を博す。また、同年7月五島記念財団主催によるリサイタルでは、指揮者大野和士氏の司会のもと、歌手の個人稽古風景を公開する等、世界初の試みが話題を呼び、主要な新聞・雑誌に掲載される。 また、同時期よりウィーンフィルハーモニー首席奏者の共演者として起用され、数多くのコンサートに出演、その絶妙なアンサンブル能力が各メンバーからの絶大な信頼を得る。 2000年9月にはウィーンに招聘され、オーストリア・ペアヒトルズ城においてエルンスト・オッテンザマー他ウィーンフィル首席メンバーとCD「オペラファンタジー」を収録。2001年5月には同内容のコンサート出演に再びウィーンに招聘を受け、「感性、テクニック共に理想的な室内楽奏者。」と絶賛されるなど、最近では国際的な活躍も注目を集めている。ソロ、室内楽、声楽伴奏、コレぺティすべての能力を兼備したユニークな存在であるとともに、その親しみやすいキャラクターは多くのファンを獲得している。 CD「オペラファンタジー」絶賛発売中（ムジークレーベン社） 東京芸術大学非常勤講師。 |
(2003.4.10 up) |