フランス批評家大賞、ヨーロッパ大賞をダブル受賞 |
フランスの批評家が集まり、今シーズン(2005-2006)の最高のパフォーマンスを選ぶ 「第43回 フランス批評家大賞」 43eme Palmares du Prix de la Critique において、 大野和士指揮のモネ劇場2公演が、批評家大賞、ヨーロッパ大賞に選ばれ、6月20日 パリ・オデオン座にて表彰式が行われた。 批評家大賞 フィリップ・ブースマンス(ボスマン) 「ジュリー」 (リュック・ボンディ演出) (2005年7月 エクサンプロヴァンス音楽祭でのモネ劇場客演) ヨーロッパ大賞 ムソルグスキー 「ボリス・ゴドゥノフ」 (クラウス・ミカエル・グリューバー演出) (2006年4月 モネ劇場) 審査委員長ジャック・ドゥースラン氏(前フィガロ主筆)は、「パリを圧しブリュッセルへの評価が高まっている」と表彰理由を述べ、両公演を指揮した大野和士をモネ劇場代表として表彰した。 「フランス批評家大賞」は、ル・モンドやル・フィガロ紙をはじめとするフランス語の各紙の文化欄主筆たちからなる フランス舞台芸術批評家協会により授与される。 批評家大賞は、最優秀を投票で選定する。 ヨーロッパ大賞は、フランス国外(フランス語圏)におけるオペラ上演を対象に、今年より新設された。 賞のフランス語名称は Palmares du Prix de la Critique saison 2005-2006 「ジュリー」Julie (作曲 フィリップ・ブースマンス/ボスマン Philippe Boesmans)は、 2005年3月にモネ劇場で世界初演され、同7月にエクサンプロヴァンス音楽祭に参加した。 すでにCypres レーベルよりCD発売され、 近くDVDが発売される予定。 |
(2006/06/24 up)
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