読書日記1 摩利と新吾 〜〜摩利が学帽をかぶる姿を見てみたい!〜〜
1999年4月某日(ゆりあ休前日)、白泉社文庫『摩利と新吾』全8巻購入。 自分の行動パターンはわかっているので包みは開けずにおく。
翌日、久し振りの休み。雑用が一段落して10:00。封印を解いた。 「う、こんなのあり??」などと思いつつ全8冊を読了。時に16:00。 久し振りにやった一気読み、6時間。「そう言えば、昼も飲まず食わずだったな」と 思いながらも手は再び、今、読み終わった8冊に伸びている。

ふと気付くと20:20。「そろそろ、何か食べないと血糖値が下がる」 漫画の世界に浸って 食欲などとうに忘れているものの、理性は最後の一線を保っているらしい。 まあ、理性に敬意を表して所用時間10分の軽食。そして三度、私は理性の届かない世界へトリップ。 いつのまにか日付が変わって翌日02:40、いい加減に寝ないと あしたの社会人のフリに支障が出る。まだ、読み飽きたわけではないがひとまず中断。 都合、16時間、『まりしん』を読み続けていたのね、私。

そんなに何回も、何を考えながら読んでいるのか不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。
何も考えないでその作品の世界に浸っているのが実状なんですが、浸っているが故に、 思いを馳せていることもあります。

例えば、持堂院の学帽をかぶる時、いつもという訳ではないけど、摩利は長めの髪を帽子の中に 入れ込んでいますよね。(註1)
その姿を見ながら、「摩利がこうやって帽子をかぶる所作をぜひ見てみたいな、DOZIさま、 何かの機会に描いて下さらないかしら」なんて。
思うに、摩利のことだから、帽子をくわえておいて両手でさらっと髪をまとめて、帽子を かぽっとかぶせるような気がします。どうも、帽子を小脇にはさんで両手をあけるよりは、 くわえておいて手早くかぶるのが、私のイメージ。

このように、妄想は限りなく広がるのでありました・・・
(註1)一例として『忍ぶれど』 収録:白泉社文庫2、花とゆめコミックス4,P161・162、 角川全集16,P275・276
(1999.5.22 up)

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