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深き陽炎の記憶から
投稿番号 171〜180

(171) 今月号
名前:Vichy    日付:9月17日(水)23時37分01秒

読みましたよー。えっ?その場面ってどこなんでしょうか。一応私もクックック...って笑ってました。今月のはかなり良かったです。カラーのバラも本当にすごいものだし。 でも、レオンファンの私としては最近出番が少なくて残念。

>素朴な疑問ですが、日本の南端から北端へのご旅行は、「随分ちが
>うな」という印象でしたか? それとも「どこも日本は同じだわ」と
>いう感じでしたか?

うーん、まず乗り換えしたのがちょっと衝撃でした。外国じゃあるまいし、って感じです。多分計5時間以上でした。
着いたら観光バスで移動だったんですが、窓から見る風景の規模のでかさがもう本当にすごくて、違いを実感しました。他の県なんかは割とごちゃごちゃしてたりでそんなに 違いは感じないですけど、湖とか火山とか。。。初めて見ましたよ。
でも何よりの違いは気温ですけどね。夜中がすっごい寒かった。。

あっ、ゆりあさま。私は一応中高一貫の学校なので高校受験はなかったですよ。なので受験勉強は5,6年ぶり。。。恐ろしい。。。

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(172) どくろのむこう
名前:創子    日付:9月21日(日) 22時56分

三島由紀夫『豊饒の海 春の雪』に、こんなエピソードがあります。
暗闇で、すごくのどをかわかした僧が、手に水がふれたのをこれ幸いとその水を飲み干しました。ところが、一夜明けてみると、自分が飲んだ水はどくろの目にたまった水だったのです。僧は思わず水を吐き出しました。

主人公達は、この話のあと、水がどくろにたまったと知ったあとでもなお、その水を飲み干すことができたらすばらしいんじゃないか、と話し合いました。
これにすごく感動して、そうありたい、と願いました。ところがこの間再読したら、そんなことは絶対無理だ、と三島由紀夫は結論づけていたことに気づきました。

でも、木原敏江先生の作品は、それを肯定しているのではないでしょうか。どくろの水と知った後でも、ごくごくと水を飲むことができるのだ、と。(これからちょっとネタばれかもです。すみません)摩利がいわゆる「へんたい」だと知っても摩利を愛した新吾。百合のナディルがナディルではないと知っても百合を愛したバーダ。総司が肺病でも総司を愛したこより。

夢とか、愛とか、恋とか、そんなものは本当はそんなに美しいものではなく、醜く苦しいものだと知っています。それでもなお、美しいと信じ、愛したい。そんな信念を、感じるのです。

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(173) 創子さま
名前:ゆりあ    日付: 9月23日(火)13時52分18秒

 はじめまして。ゲストブックにお書き込みを頂きましてありがとうございます。
 も、もしかして、私もどくろの水と知っても飲み続けるタイプかしらと思ってしまいました。20年のブランクを経て少女漫画にもどって、挙句にサイトを立ち上げて、かれこれ数年…。
 こんな管理人ですが、これからも拙サイトをご贔屓頂ければ幸いです。

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(174) どくろの水
名前:しま    日付:9月24日(水)22時46分59秒

うむ。実に。
しかし。
『豊饒の海』は読んだことがありませんが、新吾にとって摩利が変態には見えなかったに違いないと思います。
なんとなれば、と語ることは今でも多分できます。
例えば(おいおい、今は語らないのじゃないのかぇ?↑)、新吾は努力するでしょう?何をって、ナニをさね。本来、努力する筋合いのものじゃぁないはずだ、と一般には理解されているのではありませんか?
そこのところを夢殿先輩(はて。しのさんだったかな?)はああ言ったわけで、それは正しい観察だったことが作中で示されています。
じゃぁ、摩利にとっての新吾こそどくろにたまった水だったのだ、そうは読めますまい?

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(175) しま様へ
名前:ゆりあ    日付: 9月26日(金)07時32分06秒

>新吾にとって摩利が変態には見えなかったに違いないと思います。
 これが、創子さまのゲストブックのご記帳への異見であるとすれば、いささか的外れかと存じます。
 前後の文脈からして、創子さまは拙ゲストブックのネタバレ規制にご配慮くださって、ものの例えとしてあのような書きかたを敢えてなさったのだと、私は考えます。

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(176) はじめまして
名前:まな    日付:9月26日(金)17時05分39秒

初めてメールさせて頂きます。 中学生の頃だったかしら・・ 摩利とであったのは・・ お嫁さんになりたい!!なんて本気で思ったりしておりました。新吾の真っ直ぐさも、かわいいけど、やっぱり摩利の影がたまらない・・  またメールさせていただいていいでしょうか? 皆様、よろしくです(^^)/

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(177) まな様
名前:ゆりあ    日付:12月13日(金)11時11分

 はじめまして、拙掲示板にお書き込みを頂きましてありがとうございます。

 『摩利と新吾』がお好きなんですね〜。出会った頃は摩利くんがごひいきだったそうですが、今、読み直しても摩利くんに目が行ってしまいますか? いえ、今となっては、ますます目が離せないでしょうか。

>またメールさせていただいていいでしょうか?
 はい、もちろんです。まな様のお書き込みを楽しみにお待ちしています。

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(178) ありがとうございます! 
名前:まな    日付: 9月28日(日)22時26分05秒

ゆりあさま お返事うれしかったです。 ありがとうございます!! つい最近、またまた摩利と新吾を全巻じ〜っくりと読み返してみたんですけど・・ やっぱり摩利が好き!!大好き!! ちなみに夢殿さんも好きなんですが・・ 夢殿さんの摩利への想いが何とも言えない・・  新吾への摩利の気持ちと同じなんだろうけど、やっぱり違う! 今、読んでもやっぱり切ないです。 またまたメールさせて頂きますね。 思い切ってメールさせてもらって良かった〜 (^^)

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(179) つくね、と読みます。
名前:創子    日付:9月30日(火)00時04分30秒

まさかレスがいただけるとは夢にも思ってもいなかったので、こちらの掲示板をチェックしていませんでした。お返事が送れて、申し訳ありません。そして、ありがとうございます!!

さて、「へんたい」の件ですが、実は私、「あ〜らわが殿!」の「へんたい摩利とでもよよんでくれ」といきなりギリシャ神話の格好をして摩利が悶えている場面がすごく好きなのです(^^)なので「へんたい」という言葉がどうしても使いたくて。

でも「摩利と新吾」にあてはめるとたしかに、ちょっとチガウ、という感じがしますね。「へんたい」に(byあ〜らわが殿!)とつけたほうがよろしいでしょうか?(^^)
摩利にとっての新吾こそどくろの水だったのでは、というご指摘にはハッといたしました。たしかにそうかもしれません。今まで考えたこともありませんでしたが、わあ、そうだそうだと感激しました。

色々かきましたが、まだまだヒヨッコなのでよろしくご指導下さいませ。なにしろ私の範囲は夢の碑以前なのですからして。(^^;)

なお、豊饒の海は三島の遺作であり、いわくつきの品ではありますが、一巻の「春の雪」は、純粋な恋愛小説として読むと、非常に美しく魅力的な作品です。Dojiさま(つかってしまったあ)をお好きな方ならきっとお気にいるはず、と思います。いえ、普通の恋愛小説と思って読むと毒が強いのですが・・・(^^;)

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(180) はじめまして
名前:みな    日付:9月30日(火)02時32分07秒

いきなり掲示板に書きこんでいってもいいのかな?と思いながらも、木原先生の作品が好きならきっといいに違いない!と思い、書かせていただくことにしました。
「摩利と新吾」を大学の先輩に借りて読んでから、もう5年ほど経ち、先日「アンジェリク」を購入してテンションが上がり、「HPとかあるのかな」と思い検索をかけました。
「摩利と新吾」は何回読んでも、とても引きこまれます。ちなみに私も摩利に魅了されてます。 またお邪魔させてください☆紹介を参考に他の作品も是非読んでみたいです!

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