- 兜 十蔵 かぶと じゅうぞう
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兜甲児、シローの祖父。博士号を持ち、世界的に高名な天才科学者。
ジャパニウムを発見し、ジャパニウムから人類最後のエネルギーといわれる光子力の抽出に成功した。
光子力の平和利用を標榜する光子力研究所の初代所長を務めていたが、周囲に理由を告げず、弓弦之助に研究所をまかせ、突然引退した。
引退後は世間から姿を隠し、ひそかにマジンガーZを建造する。途中、息子夫婦(甲児たちの両親)を事故で亡くすという不幸にも見舞われたが、設計開始から15年の歳月を経てマジンガーZを完成させ、甲児に託した。
ミケーネの機械獣を手に入れたドクターヘルの世界征服の野望を阻止するために、ロボットを作る――。
それはいいけど、武器満載の巨大ロボットを孫に操縦させることを想定していたって…。いつ思いついたのか知らないけど、甲児が生まれたのはマジンガーZの設計を開始した年だったりするし。
十蔵博士や、剣造博士(甲児たちの父)を見ていると、「兜 家 の 男 は 畳 の 上 で 死 ね な い」という妄想に取り付かれる。いや、甲児の母も畳の上で亡くなった可能性は低いけど。
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